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管制官がいない場合の対応

この記事は「Reverse Green」で公開されていたものです。

ログインしている管制官が誰もいない場合

日本の空域に誰も管制官がログインしていない場合ですが、この際、フライトに関わる判断は全て自分で行うことになります。他機との間隔設定や使用滑走路・飛行ルート(SID・IAP・STAR等)の決定を適切に行わなければなりません。
とはいえ風向きや視程などを考慮して、合理的なルートを選択すれば通常は問題ありません。

安全な間隔を確保する

気をつけて欲しいのは他機との間隔設定です。必ずUNICOM(122.8MHz)に周波数を設定し、テキスト交信をしっかりチェックして下さい。
UNICOMで飛行する場合、大抵はトラフィック量が少ないため他機と接近することはありませんが、それでも最終進入でタイミングが被りそうになったり、滑走路手前で出発機が待たなければならない状況というのは発生します。
FAQの管制官が居ないときはどうすればいいのですか?を参考に、自分の位置を周囲に知らせ、他機の位置の把握に努めて下さい。vattasticなども活用すると良いでしょう。
なお他機との間隔の目安は垂直間隔が1,000ft以上、水平間隔は出発及び到着時5NM以上、巡航時10NM以上です。特に離陸時など、近づきすぎることがないように注意して下さい。

スコーク・フライトプランに注意

スコークを誤ってセットしていたり、フライトプランの提出を忘れているケースをよく目にします。
スコークコードはIFRの場合2000にセットし、VFRの場合もフライト中は必ずモードCにしましょう。また、フライトプランは管制官がいるときと同じように作成して提出する必要があります。

一部の空域に管制官がいる場合

管制官がログインしている場合に、その管制官の管制圏外を飛行する場合は、上記の管制官がログインしていない場合と同じ対応を取ります。
ただし、管制圏内から管制圏外へと出る場合、管制官から特に指示がなければ、スコークコードを変える必要はありません。

空域外から進入する場合は、空域に入る前にコンタクトを取るのが原則です。
ターミナルレーダー管制(アプローチ又はディパーチャー)空域に進入する場合は、遅くともSTAR開始FIXの20~50NM手前でコンタクトを取りましょう。STARの許可はアプローチ管制官より発出されますので、ギリギリにならないよう気をつけて下さい。
コントロール管制空域に進入する場合は、管制圏の境界にあるFIXの、やはり20~50NM手前を目安にコンタクトをとりましょう。

その際のポジションのリポートですが、ターミナルレーダーにコンタクトする場合はSTARの開始FIXを基準にすると良いでしょう。
コントロールにコンタクトする場合は最寄りのFIXでも良いのですが、メジャーなFIX以外は管制官も流石に分からないことが多いですので、「管制官なら知っているであろうFIX」が分かるまでは、近くのVORやNDBなどからの大体の方位と距離を通報してあげると親切です。
ある程度慣れてきたら、そういった配慮も出来るとより良いでしょう。

関西アプローチは東京コントロールと福岡コントロールの空域にまたがっています。
関西アプローチに管制官がログインしているときは関西アプローチにコンタクトを取ればいいのですが、コントロールしかいない場合は、福岡と東京のどちらかがそれぞれの覆域を超えて管轄していることが多いです。
東京と福岡の両方がいる場合は、まず両方のATIS欄を確認して、関西アプローチ圏内に関する情報がないか確認して下さい。
情報があった場合はそれに従い、無かった場合は、あなたがいる空港を空域に含む方のコントロールにコンタクトし、その後別段の指示があればそれに従って下さい。
片方しかいない場合は、まずATIS欄を確認し、記載がない場合には管制官に直接尋ねて下さい。
特に伊丹・関空・神戸・八尾・岡山からの西行き、高知・高松からの東行きの場合は確認を強く推奨します。(到着時については管制官の指示に従えば足りますので、パイロット側で特に気にする必要はありません。)

contact me

管制用ソフトの機能に、「contact me」というものがあります。
これはコマンドを打ち込むことで、パイロットに「私にコンタクトしてください。」という定型文をプライベートメッセージで送ることが出来る機能です。
いきなり英語の文章が届いてびっくりするかもしれませんが、特に心配することはありません。普通にcontact meを送ってきた管制官の周波数でコンタクトすればOKです。
しかしながら、パイロットは自主的に管制官にコンタクトをするべきです。

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