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管制官から「Stand by」とだけ言われた場合、受信証の送信(なんらかのレスポンス)は不要ということをご存じですか?
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ANA1894, stand by.
「Stand by」は二種類あり、受領証が必要な場合と、不要な場合があるのです。
受信証の送信が不要な場合
通信担当者が他の優先する用件のために直ちに応答できない場合は”stand by”の用語が使用される。通常は”stand by, break”, “stand by one”の意味を含めて使用されるので、その場合は受信証を送信せずに当該周波数をモニターする。(後略)
AIM-j 2020年後期版 276.g. 注4) 一部抜粋
AIM-jには以上のように記載されています。
管制官から「Stand by」とだけ言われた場合は、コールサインや、ラジャーといった受信証は送信せずに待機します。
「Stand by」は待機時間が短い場合に用いられる用語です。
1分以上呼び出しがない場合は再度呼び出す必要があります。
(前略)ただし待ち時間が長すぎる場合(1分以上)は再度呼び出してみる必要がある。(後略)
AIM-j 2020年後期版 276.g. 注4) 一部抜粋
受信証の送信が必要な場合
(前略)待機に時間を要する場合は、たとえば”stand by for ATC clearance”あるいは”stand by for couple of minutes, call you back”などと使われるので、その場合は受信証を送信する。
AIM-j 2020年後期版 276.g. 注4) 一部抜粋
「Stand by for …」と言われた場合は、受信証を送信します。
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