速度調整(応用編)

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この記事は「Reverse Green」で公開されていた記事を元に作成しています。

おそらくVATSIMでは滅多に使われることはないでしょうが(パイロットが対応できるか分からないため)、一応こんな指示もあるというご紹介です。

RJTT_APP
RJTT_APP

ANA34, reduce to minimum clean speed.
フラップを使わずに飛べる、最も遅い速度に減速してください。

RJTG_CTR
RJTG_CTR

ANA34, maintain Mach .82, transit to 270kt.
マッハ0.82を維持し、270ktになったら、以降は270ktを維持してください。

この指示は主に速度調整を継続したまま、高高度から降下させる時に使われます。というのも、特定のマック数を維持させたまま降下させると、逆にIASが増加してしまうのです。

RJTT_APP
RJTT_APP

ANA34, maintain 160kt or greater until 5DME.
160kt以上を5DMEまで維持してください。

5DMEではなく特定FIXまでの場合もありますが、どちらにせよ指示された地点までは速度調整に従います。

RJTT_DEP
RJTT_DEP

ANA34, do not exceed 270kt.
270ktを超えて加速しないように飛行してください。

この指示は出発機に対して指示されるものです。意味としては「Maintain 270kt or less」とほぼ同じです。

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