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VATSIM管制官に捧げるAliasのすゝめ

むむっ、コールサインの後ろに/tが!
テキスト機の襲来です。

音声交信と違って指示をタイピングして送信するのはとても時間がかかります。
打ち間違えたり、あれ、この単語の綴りこれで合ってたっけ・・・?なんてこともしょっちゅう。
管制官からすると正直あまり有り難くありません。

とはいえパイロットにはテキストで交信する権利があります。VATSIMメンバーとしてそれを侵すことは論外。
でも管制するのが面倒くさいのも事実。指示の送信に時間を要するということは、それだけ管制処理容量が小さくなってしまうということでもあります。
はてさてなにか良い案は無いものか・・・?

そんな我々バーチャル管制官のお悩みを軽減してくれる機能が実はVRCにもEuroScopeにもついているのです。
その名もエイリアス。alias。アリアスじゃないよー。

そもそもAliasって?

実はVRCにはコマンドを打つだけで、定型文を自動的に送信してくれるスゴイ機能が備わっています。VATJPNのセクターファイルをDLすると、もれなく付属してくる「alias.txt」というファイルがまさにそのスゴイ機能の中枢なのです。
ちなみにこのファイルを自分で作成して、読み込ませることもできます。(General Settingsから選択できます。)正直言って、自分で作ったほうが簡単に覚えられるので作りましょう。

How to use alias

ではこのaliasはどのようにして使うのか?
私が使っている設定を例にしていくつかあげてみたいと思います。

.decl Cleared to $arr via $1 departure $2 flight planed route. Maintain $temp. Expect $cruise. Squawk $squawk.

このコマンドは暫定高度を入れてクリアランスを出す場合用のものです。
例えば、伊丹から羽田に向かうANA77にクリアランスを出したいとします。
あらかじめ暫定維持高度とスコークを割り当てておき、ANA77を選択して「.decl asuka-4 shtle-transition」と入力しEnterキーを押すと

ANA77, Cleared to RJTT via ASUKA-4 departure SHTLE-TRANSITION flight planned route. Maintain FL160. Expect FL250. Squawk 1106.

と自動的に送信してくれます。空白スペースは仕様上使えないので「ASUKA 4 departure」とはできませんが、自動で小文字を大文字に変換してくれます。
個人的には「-」で区切るのをオススメします。これを使えば、「EAST-REVERSAL-4 departure」とか出来たりします。なお、到着空港のICAOコードや暫定維持高度、巡航高度はフライトプランから自動的に読み取ってくれるので、わざわざ手打ちする必要はありません。

そう手打ちする必要がないんです。これを使えばテキスト機のクリアランスを出すのにあまり手間が掛からなくなります。
ちなみにクリアランス以外でもいろいろと使えます。

例えば、レーダーベクター中に270度方向への左旋回と5000ftへの降下指示を出したい時には、次のコマンドを使います。

.tldm Turn left heading $1. Descend and maintain $temp.

まず、暫定維持高度に050といれ、ANA77を選択し「.tldm 270」と入力してEnterキーを押すと

ANA77, Turn left heading 270. Descend and maintain 5000.

と勝手に送ってくれます。
高度はVRCのTransition altitudeの設定を読み込んでくれるので、FL140以上ではFLで送信してくれます。なんて優秀なんでしょう。

.takeoff Wind $wind($dep),runway $1 Cleared for Take off.

また地上の航空機に対しては地上の風を自動で読み取ってくれるので、ANA77を選択し、「.takeoff 32l」と入力してEnterキーを押すと

ANA77, wind 260 at 4,runway 32L Cleared for Takeoff.

となります。いちいち気象情報を見なくてもいいんですね。特にCTRなど同時に複数空港を管轄する時は大助かりです。同様に着陸許可も出せます。

また、UNICOMに投げる時も楽勝です。

.uni You’re leaving my airspace.Rader service terminated.Monitor UNICOM on 122.8.Good day!.

これだと「.uni」ってやるだけです。簡単でしょ?
ちなみに複数のコマンドを同時に併用することだってできちゃいます。

まとめ

いかがでしょう?ご紹介したのはほんの一例に過ぎませんが、テキスト管制が楽になる気がしませんか?(慣れるまではちょっと面倒ですが)
色々試行錯誤しつつ自分に合ったaliasファイルを作ってみてください。

aliasファイルの作成についてはVRCの公式サイトをご覧ください。

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